名刺に記載する事項について

名刺は、ビジネスの場で自分を表現するものです。そのため、人間性が表現されることも少なくありません。以下、名刺の各記載事項について述べます。まず、名前、住所または居所、会社名、メールアドレス、ホームページアドレス、固定電話番号、FAX番号については、通常普通に記載されることなので、省略します。では、肩書きについてはどうでしょうか。これはシンプルな方が良いと思います。幾つもの肩書きを有している方でも、その代表的なものだけを書けば足ります。余計な肩書きが記載していると、代表的な肩書きの実力に自信がないから、厚着をしているように感じられるときがあります。たとえば「弁護士」の他に「工学博士」の肩書きは必要でしょうか。このような学歴に関する情報は自己満足に過ぎず、相手が欲しい情報ではありません。弁護士としての実力を疑ってしまいます。

ただし、相手が必要とする肩書きであれば、複数記載するべきです。たとえば「代表取締役」と「弁護士会副会長」等です。次に、顔写真はどうでしょうか。顔写真はできるだけ掲載したほうが良いと思っています。相手に自分のことを覚えてもらうのに最も良いものだからです。しかし、実際には顔写真を掲載している名刺が少ないのに驚きます。自分のことを相手に覚えてもらうために名刺を渡すのではないでしょうか。それなのに、その機能として最も有効な顔写真を掲載しないというのは、通常考えられないことです。何のために名刺を渡すのか考えてみればわかると思います。自分を覚えてほしくないなら渡さなければよいのです。次に、携帯電話番号はどうでしょうか。あまりむやみに記載しないほうが良いと思っています。なんだか、自分のプライベートな部分をお渡ししてる感じで、妙に馴れ馴れしい感じがします。しかし、殆ど職場におらず、外出ばかりしているような方は、記載するべきだと思います。連絡を取りやすい最もよい手段は記載するべきだからです。ただ、最初は記載しないでおいて、相手によって手書きで記載するようにするのがベストだと思います。次に、英語表記はどうでしょうか。

私は日本語と英語との併記は必要ないと思っています。見た目にごちゃごちゃしてしまい、見難いからです。外国人と仕事をする機会の無い人は当然に不必要です。外国人と仕事をする機会のある人は、日本語とは別に英語だけの名刺を作るべきだと思います。今は安く名刺を作れるので、費用的にも問題ないと思います。